火事体験!2007年11月07日 02時14分04秒

夜9時頃、家でイラストの仕事をしていたら。 消防車のサイレンの音がどんどん近づいてきて、外が騒がしい。

近所で火事だな〜って思って、ちょっとベランダに出てみたら、ケムイ。

下にいる消防隊の人に、「早く逃げて!早く逃げて!」って叫ばれました。 よくわからないけど、近くで火事のよう。

消防隊の人の焦り様から、ただ事じゃないカンジが伝わって、急にドキドキしてきました。

慌てて、着の身着のまま外に出ようと、家のドアを開けたら、結構ケムイ。

私の家は、3階にあるので、2階におりたら、1階の方から煙がモクモク! もう階段の先は見えなくて、下には降りれない!!

どうやら、マンションの隣の家が火事のよう。その火事の家から、煙がどんどん立ちこめてきて、へんな臭いとかも!! 映画みたい。

家の下の2階の住人スエットの女の子とタンクトップの男の子がノソ〜っとでてきた。外に出ようとして、状況を見て「もう、下には行けませんね。煙すごいですよ!」って話あって、家に逃げ帰った。私は、3階の家に戻った。

スニーカーをはいて、携帯を持って、ベランダに出て、「助けて〜!!」 消防隊の人が「建物の端まで逃げて」と言うので、「行けないでよ〜!」って行ったら、壁を蹴ったら、突き破れるから!っていわれた。

ああ、そうか。とおもい、隣のうちの壁(ベランダの境にある非常用の板の壁)を思いっきり蹴ったら、割れた。

隣の隣のベランダまでたどりついた。

下で、「もうすぐ梯子がくるから、そのままで待ってて!」っていわれた。 うわ〜!もしかしたら、建物ごと爆発して、私、死ぬかも!?って思って、夫に電話した。

電話で一通り、状況を説明したけど、あんまり焦ってくれなかった。

建物の下には、野次馬の人がワイワイ。なんと、みんな私を見てる! ちょっとして、梯子が来た。

2人の消防隊のおじさんが、色々声を掛け合って、梯子を下でおじさんが押さえて、もう一人のおじさんが助けに来てくれた。

「もうすぐいくからねー。飛び乗ってこないでねー。」っと指示されました。パニックになって、梯子に飛びついてこないように、一応言うらしい。 おじさんが私の所にたどりついて、梯子をベランダにロープで縛って固定して準備できたら、おじさんが「私が下で支えるから、降りて来て」。 私は、梯子につかまって、おじさんが頭で、私のお尻を支えるかんじで、降りました。

みんなが見てました。

あー。無事でよかった。 その後、消防隊のおじさんに頼まれて、色々状況説明したりしてたら、横で、火事になった家の人がしゃべってるのが聞こえました。 放火されちゃったー!って言ってました。 けっこう古い家だったので、全部真っ黒に焼けこげてました。

人は皆無事だったみたい。

すごく興奮してしばらくずっとどきどきしてました。

消化活動が続いていたので、しばらく家に入れませんでした。 やっと家に入れたけど、家のなかは、煙くって、とてもいられません。 換気口から、煙が入ってしまったようです。 幸い、焼けたりはしなかったので良かったけど。 近所の人ともはじめて話す事ができたし。

そうしているまに、夫が帰宅。 “なに、そんなに興奮してるの?”みたいなカンジで異様に冷静で、ちょっと残念でした。

結局、近所に晩ご飯を食べに行き、12時頃帰宅。 家の中はまだちょっと煙くさいです。 バーベキューの後のような臭いです。

明日、大家さんい電話して、突き破った壁をなおしてもらわなきゃ。

思い出して、書いてるうちに、また興奮してきました、、、。