家族で美術館2010年08月02日 11時05分08秒

日曜にに竹橋の国立近代美術館に行ってきました。

「建築はどこにあるの?」展に、われらのアトリエ・ワンさんの作品が展示されているので。 (アトリエ・ワンは自宅の設計をしてくれた建築家です) 7組の建築家によるインスタレーション展です。

美術館に着いたら、前庭にお目当ての作品がありました! とっても素敵。 竹でできた大きなゾウ、キリン、そして謎の動物。あとでカバと判明。 形や造りがよくできていて、その場にあっていて、奇麗でした。 その後、アトリエ・ワンの塚本さんのコメントを読んで再び納得。自分が感じたことが、文章で解説してあるようで共感できました。

で、風作がベビーカーで寝てたので、会場に入って他の作品を鑑賞。どれも、とっても面白かったです。

中村竜治さん「とうもろこし畑」という作品が好きでした。白い紙でできた大きな構造物。小さなパーツを奇麗に組み合わせて、巨大な三角形になっています。何かが上に乗っかったら、たちまち潰れて壊れてしまう、繊細なものなので、超危険!風作が寝ててよかったです。

伊東豊雄せんせいの作品は、さすが。真っ白な多面体で作った空間。幾何学のこととか考えだすと、一瞬にして頭がこんがらがって判らなくなってしまうのですが、このインスタレーションの空間内は、美しくてちょっとかわいい世界で好きでした。

インスタレーションって、その期間が終ったら壊してなくなってしうんですよね。そのプレミア感がまたいいなあ。

展示を見終わったら、風作は目覚めました。 せっかくだからと、もう一度スタートに戻って、再び風作と鑑賞。「おもしろいね〜」って話しかけたら、うんうんって頷いて興味津々のようでした。 たまに「お〜〜〜」とか「わ〜」とか言ってました。

そのあと、常設展もみました。 日本の近代の絵画、彫刻をみて、またまた「あ〜」「お〜〜」と言って指差したりしてました。

それから、テラスで遊んで、前庭で遊んで、ミュージアムショップで遊んで、大満足で帰りました。

海のドレス2009年09月14日 20時32分18秒

弟が結婚します。 お色直し用のドレスをデザインしました。

パタンナーrikaさんと、刺繍が母と、デザインが私で作った作品です。 この3人のチーム名は決まってないけど、私は勝手に“rikaeiko”としています。

rikaeiko作品はこれで4作くらいでしょうか。 「ラナンキュラス柄ウエディングドレス」、「笹ドレス」、「キモノワンピース」、そして今回の「海ドレス」

海ドレスは、水色の生地に、海の物(エビ、ヒトデ、イカリ、波、、等)とお花の模様がちりばめてあります。

新婦のアキちゃんと相談しながらデザインを決めました。 私は、デザイン考えて終わりです。あとは、刺繍とパタンナーの腕によってちゃんとしたドレスに仕上がります。 出来上がりが私も楽しみです。

はじめて子連れで銀座2009年06月01日 18時45分53秒

「Archives」展に参加させていただくことになっていたので、作品を搬入しに行ってきました。

6/2(火)~6/7(日)まで展示しています。

http://www.shinwa-art.com/service/sur_kashi_spa/pop_20090602.htm

画廊は銀座のシンワアートミュージアムというところです。

http://www.shinwa-art.com/service/sur_kashi_spa/index.html

約60名が参加していて、絵画(油彩、日本画)、彫刻、写真、工芸作品、、。迫力ある美術作品が勢揃いしていました。その中で、私のイラストはなんだか弱々しい感じで、トホホっていう感じでした。 風作を連れて行ったので、二人で作品を見て廻りました。風作はなんだか珍しそうに鑑賞してました。やっぱり、子供でも面白いなーって思うみたいでなんだか嬉しかったです。

これから、色々美術館とかギャラリーとか連れてっちゃいたいな〜なんて楽しみになりました。

搬入した後、授乳しようと思って阪急に行ってみたら、授乳できる場所がなくって、なんだか面倒になり、帰ることにしました。銀座駅にはエレベーターがないので新橋まで行き、銀座線でかえりました。 せっかく銀座に行ったけど、どのお店にも寄らずに帰りました。 色々見たいところがあったのにな〜。

以前1人で出掛けていた頃は、あっちこちお店を廻って閉店になるまでさまよい続けていたのに。 今日は、日が沈む前にはもう帰宅してました。 とっても健全な毎日です。

キモノワンピース2008年03月07日 09時15分30秒

先日、わが家で、打ち合わせをしてみました。

洋服制作です。 (お仕事ではないです。)

いつもの3人でつくります。 いつもの3人っていうのは、パタンナーの rikaさん + 刺繍作家の母 eiko +デザイン担当の aiko(私)です。

rikaさんは、いつも元気で、チャキチャキしていて、江戸っ子です。 いつも、おもしろい服を着ていて、すごく気になります。 だいぶ前にもブログにちょこっと登場してもらいました。

http://aiko-h.asablo.jp/blog/2007/04/11/1388357

洋服のデザインはとっても難しいから、私が考えると、なんかヘンテコになってしまいますが、作っていく行程がとっても楽しいので、いいんです。 やっぱり手作りはいいな〜。

これまでは、どこかの喫茶店での打ち合わせが多かったのですが、思う存分、散らかしながら、進める事ができるので、とってもやりやすくって満足です。 そして、無事打ち合わせは終了。 今頃、rikaさん が型をおこした生地に、母がせっせと刺繍しているころでしょう。 私は、もうすることがないので、のんびり出来上がりを待っています。

たのしみだな〜。

動物ツリー2007年09月16日 01時04分06秒

黒板

黒板の絵、ついに完成!

JR立川駅に10月にオープンする「ecute立川」の5階に託児所があるのですが、 そのエントランスに、高さ5m×幅7mの大きな黒板があり、そこに絵を描きました。子供が喜こんでくれそうな絵を考えて、チョークで描いた風にペンキで描きました。

すごく高い所は、足場を組んで、看板職人さんに描いてもらいました。

6月頃から計画が始まって、やっと先週、できあがりました。

ここまで長かったです〜。

この「動物ツリー」の周りに、子供がチョークで、どんなお絵描きをするのか 楽しみです。

左下の猿のシッポの先に描いてあるのは、数字を追って線をつなげていくと バナナになるという“知育モノ”です。

バウハウス展示館(6月7日)2007年06月22日 15時18分15秒

ベルリン滞在は3泊4日。

まずは、バウハウスアーカイブへ。(バウハウスの学校は他の街にあります)

ヴァルター・グロピウスさん設計です。

バウハウスの初代校長だそうです。

白いたてものです。スッキリしてるけど、個性的です。

古くなってるけど、周りの緑と調和していて、とても気持ちよかったです。

長いスロープをあるいて、建物の入り口にたどりつきます。

写真で見たり、日本で復刻版の商品をみたことあるものがおおかったです。

ミース・ファン・デル・ローエ(バウハウスの校長だったことも)の椅子とか、カンディンスキー、クレー、の絵、食器、等々ありました。

ポストカードが可愛かったので、20枚程買いました。

お客さんが少なくて、静かでよかったです。

柳宗理2007年05月26日 01時17分24秒

『柳宗理エッセイ』読みました。

民芸の父 “柳宗悦” の子で、インダストリアルデザイナーで、 バタフライスツールの人です。

共感できるところ満載でしたよー。

柳宗理デザインの商品すべてが、その考えを物語ってるとおもうので、

好きな方は、読んでほしいですー。

“現実のデザイン” というところで、

〜今日のデザイナーにとっては、良いものを造るというより、よく売れそうなものをデザインすることの方がより易しいであろう。勿論良心的なデザイナーはその逆である。だが彼は前者に比べてより苦労するであろう。  今日ではデザイナーは殆ど、商品を売るためという目的のために狩り出されている。従って人の購買欲を唆るような派手なもの、目につくもの、流行を追ったもの等表面上のお化粧ばかり憂身をやつしているわけである。〜

とありましたー。

そういった現状のなかでも、良いデザインのものがあって、 そういうものを、紹介したりもしています。

クリエイターはみんな “本当に良いもの” を造りたいと思っていると思うのですが、社会と関わりながら仕事をしていく時に、なかなか、実現できないでいるのでしょうね〜。

でも、柳先生は、実現できてるのが、すごいなー。

私なんて、言われたままに、描いちゃうもんなー。

と、自分と比べてみたりしちゃいましたー。

うわー。かわいいー。2007年04月11日 00時09分41秒

rikaさんの作った、

ウサギがいっぱい首巻き。

すごいかわいかったです。

ウサギはフェルト製。 (本物のウサギではないですよ。)

これを巻いて電車にのったら、みんなが見るそうです。

私も、ちょっと巻かせてもらいました。

楽しかったー。

rikaさんありがとうございました。

風流なるうつわ だったよ2007年04月10日 23時44分39秒

出光美術館の、「 志 野 と 織 部 」展、よかった。

4百年前の、桃山時代のやきもの。

形がぐにゅっとしてます。

日本ならでわの味わいです。

 橋、カゴ、水車、、等々、説明されないとわからにような文様が

いいかんじに描いてある。

とくに、“淡雪のような” 志野のやきものが

ホンワリしていて、好きでしたー。

 お客さんは、意外と男の人が多かったです。

多分陶芸家か、その関係かな?

小さいマグライトで照らして、熱心に観ている人もいました。

 何をそんなに観ているのか、教えてほしかったです。

美術館は、芸術鑑賞もたのしいけど、鑑賞している人をみているだけでも、楽しいのものだなー。